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「匠の技」
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切 断1mmの信用を大事に
ステンレス加工は、まずは設計図通りに切断することからスタートします。
いかに設計図通りにカットできるかは、技術者の腕次第。実は1〜2mm程度の狂いが生じても、施工には
問題ありません。
しかし、正確な切断によって仕上がりが美しくなり、後に続く溶接や磨きを効率的に進められます。
「切断」は、ステンレス加工の最初の作業。
あとの工程のことを考え、中野ステンレスの技術を信じてくれているお客様のために、
一つひとつを着実に、丁寧に進めます。
溶 接熟練の技術者が手がける仕上がり
「溶接」とは設計図に合わせて切断したステンレスを熱で溶かし、それぞれ繋げるための工程です。
溶接にもさまざまな種類がありますが、中野ステンレスでは「アルゴン溶接」を採用しています。
アルゴン溶接のメリットは、細やかな溶接ができること。そして作業中も火花が飛び散らず、ステンレスや
アルミ、鉄など、ほとんどすべての金属の溶接が可能という優れた溶接手法です。
アーク溶接やガス溶接と比べて見た目が美しく、装飾品や直接人の手が触れる製品に向いています。
溶接を美しく仕上げるために、必要なのは慣れと経験。特に薄いステンレスは、鋼溶接技術者による適切な
溶接が推奨されています。
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- 幅広い厚みに対応
- メーカー品のシンクは、一般的には0.4mm程度の厚み。中野ステンレスは0.8~1.5mmのステンレスを使用しており、幅広い厚みに対応できます。
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- 厚いから丈夫
- 1mm厚のステンレスシンクは、丈夫さ、耐久性に優れています。
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- 音が響きにくい
- 厚みのあるステンレスは熱湯による反りを防ぎ、使用中も水の音が響きにくくなります。(ステンレスの性質上、水音を完全に防ぐことはできません)
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- スミに溜まらない
- 四隅は叩いて成形し、水やゴミが溜まらないように加工していきます。
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- 仕上げにも溶接
- R(カーブ)の大きなものは機械で曲がりません。
溶接で仕上げていきます。
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- 丁寧な仕上がり
- すべての工程を丁寧に行ない、お客様に「きれいだね」と褒めていただける仕上がりを自負しています。
曲げ/プレス一枚の板が一気に製品に近づく瞬間
曲げ加工とは、プレス加工機、ベンダーと呼ばれるマシンを使用して圧力をかけ(プレス)、板を成型する加工です。平たい板を折り紙のように立体的に折り、不要な部分を切り取って形を作っていきます。
一枚の平らなステンレスが、一気に製品の形に近づいていく瞬間でもあります。
平たい板の成形は、板と板を繋ぎ合わせる「溶接」にも可能です。
しかし溶接は、熱を発するため、ステンレスを歪めてしまうデメリットがあります。そのためできる限りプレス加工を選択し、見た目にも美しい製品を目指します。
磨 き「きれい」と褒めていただける技術
磨き加工は、溶接のケバを取り、表面を徐々になめらかに美しく仕上げていく工程です。
荒削りの歯→削りの歯→細かい番手の順で、表面を徐々になめらかにしていきます。
この工程をおろそかにしてサンダーの跡を残したり、磨き自体を省いてしまう業者もいます。
また不慣れな技術者が磨き加工を行うと、不要な場所まで擦って傷をつけてしまうことも。
美しい仕上がりには、細やかな作業を行う熟練の技が欠かせません。
さらに磨きに到るまで、すべての工程を丁寧に行なっていなければ、最終工程を美しく仕上げられないのです。